
隔週で季節の話題を提供します。
図鑑で知る花
Flower
コスモス
抜けるような秋の青空に、風に揺れるコスモス。メキシコ原産のキク科コスモス属の一年草。短日植物で秋の日が短くなると開花します。最近は早咲き品種が作られて日の短さに関係なく夏頃から見られる場所も増えていますが、群落で咲き誇る姿は秋にふさわしい光景です。原産地はメキシコで日本の渡来は幕末頃。普及したのは、文部省が明治末期に種を全国の小学校に配布して普及させたと言われています。
いまではお寺の庭園などから河川敷、高原などに広く群落を見ることができます。コスモスは漢字で『秋桜』と書きます。サクラの花びらを思わせる色や風情もあります。群落での咲き誇る姿は、まさに秋にふさわしい光景です。コスモスの名前の語源は、ギリシャ語で秩序、調和を意味します。満開は開花して10日ぐらい後になります。

季節の言葉Word「 処暑(しょしょ) 」
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『季節の言葉』
●夏の果て(なつのはて)
過ぎ去っていく夏の哀惜の念が込められている言葉です。同様の季語としては「夏終る」「暮の夏」「夏惜しむ」「夏の別れ」などがあります。夏は祭りなどにお盆休みでの帰省、夏休みなど行事が多く思い出の多い季節。暑さの盛りが過ぎて行く夏を惜しむ気持ちは、子供の頃から感じるものです。
●残暑(ざんしょ)
立秋になってからの暑さを残暑と言います。また、この日から暑中見舞いも残暑見舞に変わります。この頃になると真夏の暑さも炎天下での灼けつくような日差しになり、午後の人通りもぱったりと途絶えるほどです。
●ヒグラシ
お盆が過ぎた頃にカナカナと鳴き出すのがヒグラシ。セミの中ではツクツクボウシよりも少し大きく中形の美しいセミです。平地から山地にかけて薄暗い林の中にいて早朝や日暮れどきに鳴きますが、夕暮れ時には妙に悲しく聞こえてきます。



Music
懐かしい童謡や唱歌
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
「ウミ」
林柳波作詞・井上武士作曲/
文部省唱歌(一年)
ウミハ ヒロイナ、
大キイナ、
ツキガ ノボルシ、
日ガ シズム。
ウミハ 大ナミ、
アオイ ナミ、
ユレテ ドコマデ
ツヅクヤラ。
ウミニ オフネヲ
ウカバシテ、
イッテ ミタイナ、
ヨソノクニ。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
「夕日」
葛原しげる作詞・室崎琴月作曲
ぎんぎん ぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む
まっかっかっか 空の雲
みんなのお顔も まっかっか
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む
ぎんぎん ぎらぎら 夕日が沈む
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む
烏(からす)よ お日を 追っかけて
まっかに染まって 舞って来い
ぎんぎん ぎらぎら 日が沈む
トンボの季節です
Spot
永遠に続きそうな暑い夏も旧盆が過ぎると、夏を惜しむように夕暮れにはヒグラシがカナカナと鳴き、夜にはコオロギが澄んだ音を聞かせてくれます。まだ夕方には遠くの山では入道雲と稲光りも見えますが、夏は確実に去って行きます。そして平野にはトンボの姿も見られススキも開花します。
トンボは平野に生まれ、6~7月に高原へ移動して暑さから体を守り、涼しくなる秋になると再び平野にもどってきます。旧盆のころにもどってくるために別名「精霊トンボ」とか、盆踊りのころに来るので「踊り子トンボ」と呼ぶ地方もあります。赤い体が赤トンボ、ムギワラ色の体がムギワラトンボ。腹が白く塩をふいたように見えるのがシオカラトンボです。空いっぱいに乱舞する姿は、ちょっとした見ごたえがあります。残り少ない夏を飛び回るトンボの後には、すじ雲が高い空に現れ空が一段と高く感じると、もう秋が駆け足でやってきます。
精霊トンボとも言われるウスバキトンボ
赤トンボ
ムギワラトンボ
シオカラトンボ
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